ブレーキング時、アンプ出力がカットされない。 コレは、予想以上に重要、且つ、快適。
50代男性 [SUPER SOCO TS STREETHUNTER をご購入]
購入動機
電動バイクが新しくて新鮮だった カラーが気に入った
デザインについて
非常に良い。
ストリートファイター系のデザインは、割と好き。
乗り心地について
悪い所
A.サスペンション。
特にフロント。
1ヶ月を迎えた時点でも、総走行距離が短い所為も有ってか、30km/h辺りから上の動きが未だ渋い。
プリロードが高過ぎる様に感じる。
リヤも、もう少し初動が欲しいが、只、此方は、インホイラーでバネ下が重い事を考えると、妥協の範囲か?。
静止時は、納車当初は、100kgを超える自分が跨っても、殆どサスが沈まなかったが、何度か短距離Go & Stopを繰り返して解決。
良い所
A.ブレーキング時、アンプ出力がカットされない。
コレは、予想以上に重要、且つ、快適。
特に坂道発進での効果は絶大。
また、平地での微速走行では、半クラの要領で、左側のコンビブレーキ併用が重宝する。
B.出力制御
開け始めの瞬間の加速制御が、敢えてEVの利点を抑える方向に設定されていて、走行中なら、割と無造作に開けられる。
只、応答自体はリニアなので、発進時は普通に要注意。
C.意外と脚に風を感じない。
この季節、エンジンが無いので寒さを覚悟していたが、有り難い事に、40km/h程度迄では、脚に風を感じる事が無い。
アンダーカウルのウイングの効果か?。
ライダー(自分)側の注意点
A.左右ブレーキのタッチの違い。
最初はかなり気になる。
右はカチッとして、力加減で調整するのに対して、左はコンビブレーキ故、マスターシリンダーの容量が喰われるのか、レバーストロークでの制御。
只、左をクラッチ等、別系統の運動制御系だと認識する事で、案外折り合いが付く。
B.思ったより曲がる事がある。
前後17インチの、所謂フルサイズだが、何かの拍子に、意図せず、小径車の様にクルッと曲がって慌てる事が稀に有る。
上手い人だと、ジムカーナで良いタイムを出しそう。
C.クランクマスジャイロの恩恵が受けられない。
微速走行時に、クラッチを切ってスロットルを軽く煽ってバランスを取る癖が染み付いて、納車当初は、15km/h以下ではヨタヨタノタノタ状態。
コレは練習するしか無い。
最近は、かなり安定して来た。
D.静寂性の高さ故、周囲へは一層の注意。
特に住宅地や通学路、商店街付近。
オプションに、ノイズジェネレータが有れば便利。
E.パーシャルが出し辛い。
巡行時には、常にスロットルを開け閉めして、微調整を行う必要が有る
使いやすさについて
悪い所
ヘルメットホルダーが無い。
良い所
大きなラゲッジスペース。
バッテリーをシングルにすると、更に拡張出来、フランスパンの様な長物でも、楽々持ち帰られる。
自分の知る限り、現状では、Street HunterとWANDERERにのみ許された利便性。
バッテリー性能について
自分の体重と季節の所為か、一寸持ちが悪いかなと感じるが、実使用上、特に不便は感じない。
車体から分離出来るので、ワンルームマンションやアパート暮らしでも、充電には困らない。
※オプションでバッテリーを入手する場合、使用開始前は、BMUのデータと実際の充電量の整合が取れていないみたいなので、初回使用時は、インジケータランプやメーターの残量表示を信用しない事。
その他
「乗り心地」や「使いやすさ」にも書いたが、オプションでノイズジェネレーターやヘルメットホルダーが欲しい。
Street HunterとWANDERERは、スタイリッシュなデザインと、日常の買い物等、実用性も兼ね備えた、四輪のSUVの様な立ち位置のEVバイク。
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