末永く付き合いたい相棒です
50代男性 [SUPER SOCO TC MAX(2021 ニューカラー) をご購入]
購入動機
電動バイクが新しくて新鮮だった デザインが気に入った カラーが気に入った 価格が安い
デザインについて
XEAMさんのホームページでは「クラシックなカフェレーサースタイルに新しいデザインをプラス」と謳っていますが、私は「レトロフューチャー」という言葉を思い浮かべます。
昔のアメリカのSF雑誌の表紙に登場していても不思議じゃないイメージです。ボディ色は電気に関係あるイナズマを連想させることから、ゴールデンイエローを選びました。
街中でもよく映え、視認性も高いことから安全にも寄与していると思います。
乗り心地について
いい意味で乗り心地は普通です。流れの速い幹線道路も不安なく走れ、
曲がりにくいこともなければ制動力に不安もない。
日常の足が原付二種のスクーターで、エンジンブレーキが緩やかにしか効かないのに慣れているせいか、
回生ブレーキなし（エンジンブレーキに相当する減速がない）にも特に違和感はありません。
使いやすさについて
日常の足がスクーターなので、ハンドル右がアクセルと前ブレーキ、ハンドル左が後ブレーキ
（正確にはCBSですが）、ステップには足を乗せるだけというのはスクーター同様で使い勝手が
よいです。変速操作なしでアクセルだけで走るのもスクーターと同じなので、「スクーター乗り
にとっては」という前提は付きますが、直感的に運転できるのがありがたいです。
バッテリー性能について
今のところ放電1%当たり1㎞は走ってくれます。
多少高速道路を走行したとしても、カタログ値の航続距離110㎞（定地走行値なので街乗りに比べて
大きくなると理解しています）近くまでは走りそうなので、性能面に特に不満はありません。
急加速すると一気に1～2%放電してしまうときがありますが、もともとバッテリーはそういう特性の
ものと理解して、急激なアクセル操作は避けるようにしています（それでも十分車の流れに乗れるので
不満はありません）。性能ではないかもしれませんが、マンション住まいで充電にはバッテリーを
自宅に持ち込むしかない身としては、23㎏の重さは少し堪えます。運動不足のおじさんにとって、
充電の度に筋トレをしなければならないのは長所なのか短所なのか、悩むところです。
その他
低騒音。低振動。シームレスな加速。モーター出力は定格3.9kW（約5.3PS）、
最大でも4.5kW（約6.1PS）とエンジンバイクなら原付一種並みなのに、
高速道路の走行車線までだったら普通に走れてしまう。自分の中にあるバイクという概念が
音を立てて崩れていくのですが、それが愉快で愉快でしょうがない、そんな乗り物です。
一度走り出すと本当にいつまでも運転したくて、航続距離約100㎞に納得して買ったはずなのに、
たったそれだけしか走れないのかと恨めしくなる、そんなときがあります。
また、走行距離を伸ばすにはいろいろと工夫がいるところが楽しかったりします。
アクセル操作を丁寧にし、交通の流れと地形を読んで惰性走行（コースティング）を使いこなす。
乗り手に知性と理性が要求されるところが実に素敵です。
センタースタンドがないのが地味に不便だったり、ウィンカーがスライド式スイッチの上作動音が
しないので戻し忘れることがままあったり、充電時間が長いと感じるときがあったり、
メインスイッチが少し斜めについているなど品質にやや不安があったりと、難点を挙げようと思えば
それなりにあるのですが、そういう部分もひっくるめて愛せる魅力的なバイクだと思います。
末永く付き合いたい相棒です。
この度は電動バイクXEAM のご購入・ならびにレビューをいただき、まことにありがとうございます。
お客様にご納得いただけましたこと、大変嬉しく思います。
ご指摘頂きました点につきましては、お客様の貴重なご意見として今後の製品開発に役立てさせていただきます。
今後ともご愛用いただけましたら幸いでございます。
引き続き電動バイクXEAM ご愛顧のほどを何卒よろしくお願い致します。
電動バイクXEAM(ジーム) レビュー担当